SOCIAL 動画講義


社会問題 #01 <紛争とスポーツ>

紛争とスポーツ

1992年4月5日から1996年2月29日まで、サラエボはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争により、軍隊に包囲され12,000人が死亡し、50,000人が負傷したものと推定されている。うち85%は一般市民であったとされている。

このサラエボ包囲に、元サッカー日本代表監督のイビチャ・オシム氏の夫人と長女が脱出出来なくなり、およそ4年間、銃弾の飛び交う街での生活を余儀なくされた。エディン・ジェコ(ボスニア/サッカー選手)も4年間サラエボ包囲の中で練習を続けていた。

内戦によるサラエボ包囲により、子どもたちは4年近く家から出られくなった。電気も水道も無い。スマホやテレビなど勿論無い状態で外出出来ない子どもたちは、ストレスが募りDVを始めた。親を殴り、家の中で暴れ始めた。これを人道的な危機として北大西洋条約機構(NATO)が、サラエボ地区に入り、早朝子どもたちが運動出来るように、周囲を囲んで守った。

その後、子どもにとって「身体を動かす遊び」(スポーツ)は、必要不可欠なものとされ、「United Nations Office on Sport for Development and Peace」が設立された。


社会問題 #02 <ノーベル平和賞 マララ・ユサフザイ 前編>

11歳の時にTTPの支配下にあったスワート渓谷で恐怖におびえながら生きる人々の惨状をBBC放送の依頼でBBCのウルドゥー語のブログにペンネームで投稿。2012年10月、通っていた中学校から帰宅するためスクールバスに乗っていたところを複数の男が銃撃。頭部と首に計2発の銃弾を受け負傷した。2014年、ノーベル平和賞受賞。2013年7月国連でのスピーチも含め、その足跡を解説した動画講義。


社会問題 #03 <ノーベル平和賞 マララ・ユサフザイ 後編>

マララ・ユサフザイ

11歳の時にTTPの支配下にあったスワート渓谷で恐怖におびえながら生きる人々の惨状をBBC放送の依頼でBBCのウルドゥー語のブログにペンネームで投稿。2012年10月、通っていた中学校から帰宅するためスクールバスに乗っていたところを複数の男が銃撃。頭部と首に計2発の銃弾を受け負傷した。2014年、ノーベル平和賞受賞。2013年7月国連でのスピーチも含め、その足跡を解説した動画講義。<後編>


社会問題 #04 <カンボジアの基礎知識 支援の為の基礎知識>

非戦争中地域で最も多くの地雷が残っているカンボジア。1970年から1993年まで続いた20年以上の内戦で多くの地雷が埋められた。2021年時点でまだ400万近くの地雷が残っていると言われている。カンボジアを理解するために、貧困、内戦後遺症など、正確な情報をまとめた講義映像。


社会問題 #05 <カンボジア人身売買の現状>

2021年現在においても、発展途上国の子供は人身売買の被害にあっている。カンボジアの場合貧困率が高く、生活の為に子供を手放す親は少なくない。人身売買業者が摘発され、カンボジアに帰国した子供たちは、親元にも帰れず路上生活をするケースも多い。世界的には、反社会組織の大きな収入源となっている。カンボジアを支援する上で必要な情報をまとめた講義映像。


社会問題 #06 <カンボジア 内戦の傷跡とスタディツアー>

1970年から1993年まで続いたカンボジアの内戦は、現在でも様々な問題を残している。内戦では多くの民間人が少年兵士によって惨殺された。10歳から15歳の少年兵士は、2021年現在30〜40代。この年代の市民は内戦時代に、毎日ナタで人を殺すことを仕事にしていた可能性が高い。
またコロナ前に大学生を対象に行っていたスタディツアーの詳細をまとめた講義映像。