After コロナのスポーツ産業

英国の監査法人プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が2021年9月に世界の55か国の792人のスポーツスポーツ企業幹部に実施したアンケートによると、コロナ収束後の準備は出来ているが、以前とは異なった形になるだろうと解釈できる回答が目立った。

スポーツ興行は、2020年に試合を中止にし、その後も無観客で行われて来た。だがその期間中も消費者がスポーツを求めていることは、様々な現象に現れた。2019年までは、スタジアムで観戦することを最優先にピラミッド型の消費趣向だったが、この1年半に消費者の価値観も変わり、スタジアム観戦至上主義では無くなった。一人で液晶モニタを見ながら、スポーツ観戦することの良さを認めた消費者が少なからず存在した。

また市場性についてもスポーツ関係者は自身があり、今後3〜5年間で年間約4.9%で安定すると予想している。回答者の67.2%が、「楽観的で希望」を感じていると報告し、「悲観的で懸念」を認めているのは10.5%にすぎない。これはスポーツ興行ではなく、スポーツ用品市場への期待が高まっている傾向がある。外出禁止により、強制的に運動不足になった消費者は、スキーやサーフィンなど自然を相手にするスポーツへの興味関心が今までに無く高まっている。テニスやゴルフなど、GAME型のスポーツへの需要もコロナ禍の停滞を、すぐに取り戻すと予想する回答者が多かった。健康意識の高まりと、SDG’sに沿っていることが要因の様だ。

この調査を見る限りでは、スポーツ関連企業に不安は少ない。しかし消費者は気まぐれで、それ以上に「感染症」は何をするか解らない。

2021/09/27

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