カンボジア人が被害にあった、人身売買で2005年に検挙された件数は1021件。実態はこの2倍以上で、1万人程度が毎年被害にあっていると推定されています。
多くの場合、タイに売られて行った子どもたちは、カンボジアに帰国しても、両親が名乗りですことは稀です。
なぜなら子供をお金で売った親は、合わせる顔がないからです。その結果、無事自由になった子どもたちは、ストリートチルドレンになり、まともな暮らしをすることが出来ません。
私達は、人身売買の被害にあった子供ばかりを保護した、孤児院を訪問し、その実態を見聞きしてきました。
現在も行われている自身売買の現実を紹介します。
社会問題